夏の中休みを終えて2ヶ月ぶりに開催された第六戦は本年度最後のアウェイ旧吉野川。
水門の開閉により大きく水位が変動し、釣果にも大きな影響を与える。
レンタルボート屋の情報によると、この2日間はいずれも夜間に水門を開くとの事、従って早朝が最も水位を下げ、夕方が高くなる計算である。
 O.W.戦では過去この旧吉野川を毎年のように開催場所に選んでいるが、春先から初夏にしか開催しておらず、今回は初秋と言う事もあり、魚はどのような状態なのか?又、各コンペティターがどのように攻略するのか?が注目された。

初日。朝から天候は良いが西風が非常に強い。東海沖に台風が接近している影響のようだが、風裏の少ない旧吉野川では厳しい展開となった。更に快晴で真夏のような日差しが照り付けている。風があるからまだマシだが風が無かったら灼熱地獄になっていたであろうほど強烈な日差しであった。
釣果の方は今までの旧吉野川では考えられない貧果。いつもであれば40pUP台が金太郎飴状態で持ち込まれ検量係り泣かせのフィールドであるが、今回はバイトすら得られない状態。各艇とも非常に苦しんでいた。そのような中、「極道」「ツッチー」艇は中流域〜上流域にエリアを絞り、いつものアベレージで揃えてくる事に成功。2位以下を大きく引き離し初日首位に立った。

明けて2日目。今日は連休の最終日とも重なり多くの一般アングラーが出艇している。
昨日同様朝一は非常に水位が低い。台風の風の方は昨日に増して強く吹きつけ、今日も厳しい展開が予想された。しかし、昨日の「極道」「ツッチー」組の成績は旧吉野川のポテンシャルからいくと充分逆転できる範囲内。一発大物の可能性も非常に高い。
前日、上流域で勝負を掛けて外してしまったコンペティターが多かった事もあり、2日目は下流域にポイントを絞って狙うコンペティターが多かった。
結果。下流域は結構反応が良くクランクベイトで良型を釣るようなパターンが成立した。
しかし、この日も「極道」「ギャンちゃん」の上流組がトップ。2位以下は前途の下流域を攻略したコンペティターが名を連ねた。

さて暫定年間ランキング1位「極道」の完全勝利で終わった旧吉野川戦。
第六戦終了時点の年間ランキングでも大きく2位以下を引き離す「28P」へ更新。2位の「ツッチー」とは10Pの差がついてしまった。残すはクラシックを含む琵琶湖2戦。ANGLER OF THE YEARへは「極道」が俄然優位ではあるが、2年連続A・O・Yを阻止すべく立ち向ってゆくコンペティターは果たして誰なのか?次回の戦いに期待したい。

*敬称略


tournament Round 6
in Old Yoshino River Date 2005/09/24-25









































Winner 「極道」&「ツッチー」

 過去に何度も悔しい思いをしている旧吉野。
一昨年 最後の逆転1cm負け、昨年 上流組に完敗の2位。。。「今年こそは獲りたい!」と内に秘めながら第六戦に参加した。
いつもと違うのは開催された時期、通常春先〜夏場が殆どであったが今年は秋口の開催。この時期は来た事もないし、状況は全く読めない。とりあえずビッグフィッシュのみに照準を合わせて探して行こうと考えていた。
また2日間に渡り、夜に水門を開けるとの事。全体的に低水位の状況だとカレントが強く発生する上流域の活性が高いだろう!という予測もついた。

初日はツッチー氏とのペア。台風の強い西風が吹き付ける中、中流域からスタート。幸先良くツッチー氏が良型(44p)をget!いつもの旧吉ペースだな。と落ち着く事ができた。
その後もスピナーベイト・スイミングワーム・テキサス等を使い、飽きない程度に釣り上げる事ができ合計10本程度釣り上げたがバラシは無し、例年と同じく素直な旧吉バスを楽しむ事が出来た。しかし、帰着してみると周りは意外と釣れていなく初日を首位で折り返す。
2日目は今度はギャンちゃん氏とペア。昨日の展開だと今日もいけるよな?と安直に考えていた。
しかし、朝一から全くバイトが無い。
昨日と明らかに違うのは『人の多さ』『風が少し強い』『曇っている』の3点。だが自分達のいるエリアは風をモロに受けているので、他のアングラーは避けてあまり来ないエリア。しかし釣れない。何が違うの?
更にバラシも2度ほどやってしまう。明らかに昨日とは違う印象を受けながら、上流の競技エリアぎりぎりまで流した頃には、結局1本も釣れていなかった。
日も差して来たし、かなりヤバイ展開になってきたので、得意の接近戦カバー撃ちに切り替える。通常、他のアングラーが撃ち込まないポイントにテキサスを投げ込み。何とか3本get。この日はこの3本のみで終わったが2日目も何とか首位で終える事ができた。
今回は過去の雪辱を何とか晴らす事ができた。また、普段遠征には参加されてなかった方々も参加され、一緒に寝泊りし楽しい二日間を過ごす事ができた。

残すは琵琶湖 2戦。最近、全く良い結果を残せていない琵琶湖であるが、優勝のみを目指して頑張りたいと思う。


朝から晴れています。 タニー号 みんな集まってきました。
かま夫は気合いを入れて引っ張ってきました。 組長!?  s.p.i. ギャンちゃん
Kawa 小南 B&B
タニー にょっき かま夫。作戦考えてます。
ツッチー。用意周到。 M船 taku。眠そう・・・。
B&B、ギャンちゃん組 タニー、にょっき組 Kawa、小南組
かま夫、s.p.i.組 テキサスカバー撃ち バラシまくった?とか。。。
最後にラッシュ! 不発。 一匹のみ
落ち込んでる。かま夫。 夜はいつも通り宿で宴会 我らの基地
ボート屋のご主人。良い人。 日焼け注意! 二日目は厚い雲に覆われる。
風も朝から強い。 「M船」&「s.p.i.」。最年長組 「B&B」&「小南」
「Kawa」&「ツッチー」 「タニー」&「taku」。最重量艇? 「かま夫」&「にょっき」
「ギャンちゃん」&「極道」 極道。良型キャッチ! クランクで釣り上げた。
なんとか・・・ 厳しかった 今日はGET
大物を検量時に逃がした???とか。。 結果について語ってます。 日が落ちるのが早くなりました。
三位。「タニー」&「にょっき」(初日) 二位。「極道」&「ギャンちゃん」(二日目) 優勝。「極道」&「ツッチー」(初日)



Round 6 RESULT  (Old Yoshino River)
順位 氏名 センチ DAY
極道 & ツッチー 130cm(44+44+42) day1
極道 & ギャンちゃん 122cm(45+39+38) day2
タニー & にょっき 116cm(43+38+35) day1
kawa & ツッチー 116cm(43+40+33) day2
かま夫 & にょっき 116cm(43+37+36) day2
タニー & taku 102cm(44+37+21) day2
B&B & 小南 102cm(37+34+31) day2
M船 & taku 101cm(42+37+22) day1
かま夫 & s.p.i.  71cm(40+31) day1
10 M船 & s.p.i.  68cm(39+29) day2
11 kawa & 小南  59cm(38+21) day1
12 B&B & ギャンちゃん  38cm(38) day1
※ 左側の方がポイント上位者。(3匹の内、合計pの大きい方)。